大地震から1ヶ月--自粛すべきことは?--
2011-04-09



 あれからもう1ヶ月か。短いような長いような。
 相変わらずの余震もなんとなく少なくなってきたかなという矢先の7日の地震。
 福島市では震度5弱。入浴中だったので大あわてだった。

 今回もかなり大きかったが、時間が短かったせいもあるか、自分の周りではさほど被害なくホッとした。それにしても被災地への更なる試練は厳しすぎる。なんとか早く
落ち着いて欲しいと祈るしかない。


 今朝のテレビで熊本県知事が自粛の解除で東日本を応援しよう、といった内容を
伝えていた。その通りだと思う。元気なところはしっかり頑張って支えてもらいたい。


 むしろ、【風評被害】【福島差別】 こそ自粛して欲しい。


 福島県民が宿泊や入店を断られたり、いわきナンバーのトラックで首都圏に運搬
しないでくれとか、スタンドには福島県民お断りの貼り紙まであるとか。
 海外でならまだ仕方ないでしょう。首都圏の電力需要にいくらかでも応えてきた福島県に対するこの仕打ちは何でしょう・・・・・・悲しい限りです。


 放射能が恐いのは皆同じです。しばらくは多少なりとも被爆を覚悟しながらの生活
でしょう。しかしだからこそ、一時的な数値で危険や安全と言うだけでなく、この環境
で1年間生活するとどの程度被爆するのか、だから問題ないとか避難するべきだとか、具体的な説明を政府や関係者には望みたい。
 その上で、正しく恐がっていくべきだと思う。


 まさに、今こそ個人個人の真価が問われているのだろう。


[その他]

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